2012年7月12日、浪江町の健康手帳(放射線健康管理手帳)が完成しました。
手帳はA5判42ページ。全町民を対象に実施している内部被ばく検査(ホールボディーカウンター)結果や、通常の健康診断の結果、甲状腺がんなど各自が受診したがん検診の結果、震災後の診療記録、震災以降の行動記録を書き込めるようになっている。
表紙は「健康手帳」とだけ記され、本人の氏名などを書くページに「放射線健康管理手帳」と記載されている。被ばくによる差別につながらないよう配慮された。
馬場町長は「放射線健康管理手帳の発行にあたって」のなかで、
医療費無料化の制度を構築することが国の責務と考えております
この手帳を基に国に対しては法制化を要求し、東京電力に対しては恒久的賠償を求めてまいります
と述べています。
馬場町長のメッセージ
新聞報道記事