福島第一原発事故発生以降同原発で被ばく労働に従事した労働者は事故後増加の一途をたどっています。
緊急時作業に1万9587人(東電社員3282人、下請け1万6305人)が従事しました。
2011年12月16日の「緊急時作業解除」後も高線量下での、汚染水処理、建屋内の線量調査・水位測定・写真撮影、構内の除染・フェーシング、不要タンク解体、原子炉建屋カバー設置、4号炉燃料プールからの使用済み燃料取り出し、凍土遮水壁建設、等が続きました。
2012年1月から2016年3月までに、新たに東電社員1430人、下請け2万5939人、計2万7369人が被ばく労働に従事しました。
期間 | 従事者数(人) | 平均線量(mSv) | 集団線量(人・Sv) | |||
東電社員 | 下請企業 | 東電社員 | 下請企業 | 東電社員 | 下請企業 | |
2011年3月~16年3月 | 4,712 | 42,262 | 22.43 | 11.76 | 105.7 | 497.0 |
◆緊急時作業従事者 | 3,282 | 16,305 | 25.19 | 9.61 | 82.7 | 156.7 |
◆その後の新規従事者 | 1,430 | 25,957 | - | - | - | - |
2016年4月~18年5月 | 1,937 | 17,325 | 2.12 | 4.82 | 4.1 | 83.5 |