原発被曝労働者の集団線量、1970～2021年度累積で、約４１８５人シーベルト

1970年の原発運転開始から50年以上が経過しました。この間の原発被ばく労働者の集団線量は、1970年度～2021年度の累積で約41８５人・Svに達しています。
内訳は、「福島第一原発の事故対応とその後の被ばく（1F被ばくと表記）」で793人・Sv、「それ以外の原発労働被ばく」で3392人・Svとなっています。」
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表１　原発労働者の総被ばく線量

年度	総線量 (人・Sv)	年度	総線量 (人・Sv)	年度	総線量(人・Sv)
					1F被ばく	1F以外
1970	5.61	1990	81.94	2010	85.81	93.90
1971	12.65	1991	57.86	2011	178.42	48.38
1972	18.97	1992	63.54	2012	78.88	11.35
1973	26.96	1993	86.65	2013	77.42	10.51
1974	31.27	1994	64.89	2014	104.48	10.19
1975	49.98	1995	66.32	2015	77.70	9.99
1976	62.41	1996	68.99	2016	45.92	7.60
1977	81.17	1997	80.77	2017	37.51	7.12
1978	131.27	1998	71.85	2018	27.59	7.88
1979	115.85	1999	83.78	2019	27.20	8.97
1980	127.47	2000	78.83	2020	26.83	8.39
1981	127.18	2001	78.05	2021	25.44	5.51
1982	125.00	2002	84.03	2022
1983	118.67	2003	96.41	2023
1984	117.23	2004	77.86	2024
1985	112.59	2005	66.91	2025
1986	101.98	2006	67.43	2026
1987	94.82	2007	78.18	2027
1988	92.76	2008	84.04	2028
1989	87.39	2009	82.08	2029

注１）算出に用いた資料
・職業被ばく情報システム（ISOE）のアジア地域線量情報
・ISOEに未掲載年度の集団線量は、放射線影響協会公表の「表１放射線業務従事者の年齢別線量」
・イチエフの総被ばく線量は、東電の「福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況」
注２）「１Fを除く」について
・ISOE資料では、2010年度は2010年4月1日～2011年3月31日の被ばくを除外している。
・この表、グラフでは、2010年度の「１F以外」は3月11日～3月31日の被ばくのみ除外している。