全国被爆二世団体連絡協議会の「原爆被爆二世の援護を求める署名」
への取り組みを呼びかけます!!
→ 署名用紙(PDF) → 署名を行うにあたって(PDF) → 署名にご協力を
2007年2月26日、全国被爆2世協が厚労省と交渉、署名36万2463筆を提出
この署名を背景に、@現在の援護法を被爆2世への適用を明記した国家補償に基づく援護法に改正すること、A2世健診にガン検診を加え充実させ、健診結果に応じた医療措置を行うこと、B2世の健康影響調査の継続、を求めました。
2月28日、放射線影響研究所(放影研、広島市・長崎市)が実施してきた被爆二世健康影響調査の一部について、結果が公表されました。 → 二世協の報告(原水禁ニュース)
署名運動への連帯を
被爆60周年にあたり、2005年8月5日広島での「ヒバクを許さない集いpart6」で、私たちは被爆者の闘いに学び、新たなヒバクシャをつくり出さない運動を継承・発展させるために共通の「合い言葉」を確認しました。それは「すべてのヒバクシャに補償を!ヒバクシャ手帳をあらゆるヒバクシャへ!」でした。
その重要な課題の1つである被爆二世の補償を求める運動―「原爆被爆二世の援護を求める署名」の取り組みが全国被爆二世団体連絡協議会から2006年1月21日発せられました。
この署名運動は、国が定めている「被爆者援護法」を「《国家補償に基づき、被爆二世の援護を明記した》被爆者援護法に改正するよう」に求めています。国の戦争責任を明確にした被爆者への国家補償法としての援護法制定をあくまでも追求しています。
現在、被爆二世、三世、および在外被爆者は「被爆者援護法」の枠外におかれています。被爆二世に対する国の施策は年一度の健康診断がなされているにすぎません。署名の要求項目Bに明記されているように、「被爆二世へ『被爆二世手帳』を発行すること」を政府に迫り、実現させ、継続した健康・生活補償を行わせていくことが求められています。
この運動は在外被爆者の補償、そしてあらゆるヒバクシャの健康・生活補償を求める運動とも結びついた非常に重要な課題です。
私たちは「原爆被爆二世の援護を求める署名を行うにあたって(お願い)」の要請に応え、この署名の拡大と、3つの要求項目の実現に向けて取り組んでいきます。
全国の皆さん、署名運動への連帯した取り組みを呼びかけます。