19歳以上の甲状腺医療費を国が負担せよ
第9回政府交渉(2014年2月14日)の報告
2月14日、脱原発福島県民会議、双葉地方原発反対同盟、原水爆禁止日本国民会議、原子力資料情報室、全国被爆二世団体連絡協議会、反原子力茨城共同行動、原発はごめんだ!ヒロシマ市民の会、ヒバク反対キャンペーンの8団体の呼びかけで第9回政府交渉を行いました。
当日は雪が多く交通機関の乱れもあったが、福島、長崎、大阪、兵庫、東京などから29名が参加し、3時間近くにわたり政府を追及しました。
<交渉結果(甲状腺医療費無料化関連)>
・具体的課題の1つとして、事故当時18歳以下を対象とする小児甲状腺2次検査の結果、保険診療による治療や経過観察が必要となった人で、現在県による医療費支援がない19歳以上の人の医療費を国が負担せよと追及しました。
環境省は「自己負担はない」との答弁を繰り返し、交渉は入口で留まったままに終わりました。
<甲状腺に係る医療費無料化要請書を作成し、賛同署名に取り組む>
門前払いを許してはなりません。国に被災者の甲状腺医療費自己負担を認めさせ、無料化させましょう。
主催8団体は、「国の責任による福島県の19歳以上の甲状腺に係る医療費無料化要請書」を作成し、賛同を募り、改めて追及することを確認して、この日の行動を終えました。
4月9日から「要請書」への個人及び団体の賛同を募っています。第一次締め切りは5月7日です。
甲状腺医療費無料化要請書 要請書添付文書
甲状腺医療費無料化要請書賛同署名 署名の呼びかけ
第9回政府交渉全体の詳細な報告