喜友名さんの労災認定を支援する会
(責任団体 *:事務局) 原水爆禁止日本国民会議 原子力資料情報室* 関西労働者安全センター 反原子力茨城共同行動
原発はごめんだ!ヒロシマ市民の会 ヒバク反対キャンペーン*
末子さんから支援の訴え 参加呼びかけ、会の趣意、規約等 発足集会のレジメ 発足集会案内チラシ
労災認定を求める全国署名 署名用紙 署名の趣意 署名リーフレット
おもな取組み 経過の概略 ドキュメント
◆2007年6月、支援する会の母体が、「悪性リンパ腫は白血病類縁疾患で、放射線起因性がある。喜友名さんは白血病の労災認定
基準の3倍以上被曝していることから労災認定するべきだ。悪性リンパ腫のヒバク補償は世界のすう勢で何ら問題はない。淀川労
基署が下した不支給決定は、本省りん伺を経ず不当で、十分な審査が行われなかったことをうかがわせる。りん伺に戻し厚生労働
省で再検討せよ」と追及し、その結果、厚生労働省が検討(本省協議)することになった。
◆労災認定するべき根拠(下記の3分野の資料)を添付し、労災認定すること、現場調査すること、を厚生労働省に申し入れた。
◇申し入れ書と添付資料は検討会で資料として配布された。
◇添付資料(過酷な被曝労働、悪性リンパ腫のヒバク補償は世界のすう勢、放射線被曝と悪性リンパ腫の関係を示す疫学調査)
◆7回に及ぶ厚生労働省交渉を行い、労災認定するべき根拠を主張し、早期認定を迫った。
◇特に、2008年3月と9月には、中央行動を行い、遺族の喜友名末子さんが行動の先頭に立った。
市民と議員の院内集会、署名提出、交渉に、市民40名、国会議員10名が参加
◆労災認定を求める全国署名を提起し、累計15万6721筆を厚生労働省に提出した。
◇ニュースの発行(現在6号)、署名リーフレット、要請書等により、各地の市民・労働者に協力を求めた。
◇署名は、地元の沖縄、被爆地の広島・長崎、鹿児島から北海道までの原発立地県、都市部の東京、大阪、兵庫などを中心に、
全国各地から届けられた。
◇署名の提出状況は検討会にも伝えられた。
支援する会の結成に至る経緯
2005年10月 喜友名末子さん(妻)が大阪の淀川労基署に労災申請(10/28)
2006年 9月 淀川労基署が不支給決定(9/4)
2006年10月 喜友名末子さん、不服申し立て(10/23)
この頃 原子力資料情報室に連絡があり、各地の市民運動に伝わる。
2007年 3月 村田医三郎師、意見書を提出
2007年 6月 市民グループの、対政府交渉(6/8) および りん伺に戻し再検討することを求める要請(6/19)
交渉における回答
@例示にない疾病の労災申請には、包括的救済規定を守る。
A悪性リンパ腫は、広く海外の被曝補償及び日本の原爆症補償に於いて認定対象である
B悪性リンパ腫は、放射線起因性があり、白血病類縁の疾患である。
C例示に有るなしにかかわらず、判断が困難な場合はすべて「りん伺」の対象
Dこの件について把握していないので、調査する。
要請に対する回答(6/20)
「大阪と連絡をとったところ、ご指摘の通りでした。要請の通り、りん何に戻し、再検討をいたします。」
この取り組みは、反原子力茨城共同行動、原発はごめんだ!ヒロシマ市民の会、双葉地方原発反対同盟、
原子力資料情報室、ヒバク反対キャンペーンの呼びかけ、57団体、155個人の賛同による。
2007年 8月 ヒバクを許さない集い(Part8、原水禁世界大会ひろば)で支援のよびかけ(8/5)
大阪で、遺族、弁護団、医師、支援者の話し合い(8/18)
名前を明かして支援を訴える、「支援する会」を発足させ政府交渉や署名運動を行う、等を確認。
淀川労基署から労基局へりん伺(本省の受理日は不明)(8/22)
9月 大阪にて、喜友名正さんの労災認定を支援する会、発足集会(9/24)