重大事故を前提にした原発再稼働・原発維持のための、労働者と

 住民を犠牲にする「緊急時作業被ばく限度の引き上げ」反対の声

 を政府に集中し、再稼働反対と結んで引き上げの法令改定を中止

 させましょう



1万2073筆を追加提出(累計17万2556筆)、4月1日施行に抗議し、省令廃止を迫る


「22団体呼びかけの全国署名運動は終え、被ばく労働者の課題・省令廃止を求める運動は8団体の運動に引き継がれます」
<緊急時作業被ばく限度引き上げ中止、原発再稼動中止を求める全国署名運動の到達点と今後>
2016年5月17日 全国署名運動報告討論院内集会


基調報告(PDF)をもとに、「全国署名運動の到達点と今後」について論議しました。
全国署名運動は労働者を中心とする累計17万2556筆を結集し、明確に「緊急時被ばく線量限度の250mSvへの引き上げ反対」の声を政府につきつけたことを確認しました。
省令改悪を阻止することはできませんでしたが、一定の役割を果したので、「22団体呼びかけの全国署名運動は終え、省令廃止を求める運動は8団体の運動に引き継ぐ」ことを確認しました。
論議では、「関連死の問題も取り上げるべき」、「被害者の課題を大きな立場で最重要課題として取り組むべき」、「サミットの期間、福島第一原発の作業が中止され労働者の賃金が出ない」などの意見・報告が出、被ばく労働者の課題とあわせて被害住民の課題に取り組むための論議も行いました。

原子力規制庁に署名1万2073筆を追加提出(累計17万2556筆)
翌18日、原子力規制庁に対し、4月1日施行に抗議し、省令廃止を求め、署名1万2073筆を追加提出しました。
申し入れ書(PDF)
主な追加は、広島・愛媛・徳島・岐阜・茨城・宮城の県平和運動センター・平和フォーラム、東京・千葉の国鉄労働組合でした。
署名は累計17万2556筆となりました。
厚生労働省には、郵送で、5月18日に原子力規制庁に署名1万2073筆を追加提出したことを知らせ、4月1日省令の施行に抗議し省令廃止を求めると申し入れました。

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