重大事故を前提にした原発再稼働・原発維持のための、労働者と

 住民を犠牲にする「緊急時作業被ばく限度の引き上げ」反対の声

 を政府に集中し、再稼働反対と結んで引き上げの法令改定を中止

 させましょう



10万8676筆を追加提出(累計16万0493筆)、省令廃止・4月1日施行中止を迫る
緊急時作業被ばく限度引き上げ中止、原発再稼動中止を求める2016年3月16日行動

   質問書    添付資料1,2   添付資料3   添付資料4    11月20日要求書(再提出)

各地から寄せられた署名10万8676筆を追加提出し、省令改定の撤回・4月1日施行の中止を迫りました。
* ①250mSvへの引き上げは、「放射線障害防止の技術的基準に関する法律」第3条に反する
  原子力規制庁は、急性障害を含む健康被害をもたらすと認めながら、例外であり法に反しないと答えました
  参加者は、「技術的基準に関する法律」違反、労働者保護に反すると反論しました。
    注)第3条:「放射線障害の防止に関する技術的基準を策定するに当たっては、放射線を発生する物を
           取り扱う従業者及び一般国民の受ける放射線の線量をこれらの者に障害を及ぼすおそれ
           のない線量以下とすることをもって、その基本方針としなければならない」
* ②緊急時作業従事者の白内障の前駆症状が増加しているとの報告に関して
  厚生労働省は、中間報告であり、コメントしないと回答しました。
  参加者は、少なくとも福島事故緊急作業従事者の健康影響調査の結果が出るまでは省令改定を中止せよと要求しました。
  厚生労働省は、意見として持ち帰ると答えました。
* ③原発再稼働中止について
  重大事故を前提とする再稼働の国の責任について、政府回答者の出席が得られませんでした。
* ④提出した署名は累計16万0493筆
  署名は、労働者を中心として、九州各県、愛媛・島根・岡山・福島・宮城をはじめ、各地に広がりました。
  今回の行動で、労働者を中心とする緊急時作業被ばく限度引き上げ反対の声を一定示すことができました。
* ⑤政府交渉終了後の意見交換で、この運動を継続すべきとの意見が表明されました。
  総括と今後について、5月中旬をめどに報告討論集会を開催することを確認して3.16行動を終えました。

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