百万名を目指して継続中
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東海村JCO臨界事故は、日本でも重大な原子力災害が避けられないことを事実で示しました。この事故により、過小に評価された科学技術庁の発表でも666人もの労働者・住民が被曝させられ、急性放射線障害により2名の尊い命が失われました。「絶対に犠牲者を出さない」ことを前提とした日本の原子力開発・利用政策は明らかに破綻したのです。 国は、住民・労働者に被害を与えた自らの責任を明らかにしていません。あくまで国策として原子力を推進するために、住民と労働者の被曝の被害を切り捨て、闇に葬ろうとしています。国は住民・労働者の被曝線量を実際の半分以下に評価し、事故による被曝の被害を350b圏内に限定し、放射線被曝の影響が大きい胎児と子供についての慎重な扱いをしていません。その一方で賠償請求に際しては被害者には過酷な立証責任を課しています。 JCO事故で起きたことは一地域の問題にとどまりません。全国の連帯した力で、国にJCO事故の責任を認めさせ、住民・労働者の健康被害を補償させることが求められています。 内閣総理大臣 小泉純一郎 様 文部科学大臣 遠山敦子 様 厚生労働大臣 坂口 力 様 経済産業大臣 平沼赳夫 様 私たちは、国がJCO事故の責任を認めて以下のことを受け入れるよう要求します。 1.事故による被曝の被害認定を350メートル圏内に限定しないこと。 2.住民と労働者の被曝線量の評価をやり直すこと。 3.今後長期にわたって健康調査・治療を行ない、健康被害を補償すること。 4.東海村の既存の病院に、被曝の診断および治療の経験のある医師を至急に配属すること。 住民の立場に立つ放射線医療の専門病院を東海村近辺に作ること。 5.被曝した住民と労働者に健康手帳を交付すること。 @原爆被爆者健康手帳を参考に制度化し、住民に交付すること。具体的には、被害を証明し、 定期的な健康診断とどこへ移動しても医療補償を受けられること等を明記したもの。 A労働安全衛生法の有害業務に被曝労働を追加し、同法にうたわれている健康管理手帳を 労働者に交付すること。 呼びかけ団体 原子力行政を問い直す宗教者の会/原子力資料情報室/原水爆禁止日本国民会議/原発いらん!山口ネットワーク/原発さよならえひめネットワーク/原発設置反対小浜市民の会/原発なしでくらしたい・長崎の会/原発なしで暮らしたい松山の会/原発の危険性を考える宝塚の会/原発はごめんだヒロシマ市民の会/市民運動ネットワーク長崎/自治労長崎被爆二世の会/鈴蘭台食品公害セミナー/戦争はいやや!核なんかいらへん!東南地域実行委員会/脱原発とうかい塾/脱原発福島ネットワーク/地球救出アクション97/「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク/チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西/つるが草の根の会/長崎県職員組合被爆二世連絡協議会/長崎県被爆者手帳友の会/長崎県被爆二世教職員の会/長崎県被爆二世の会/長崎県平和・労働センター単産被爆者協議会連絡会議/長崎原爆被災者協議会/日本キリスト教協議会・平和・核問題委員会/反原子力茨城共同行動/ヒバク反対キャンペーン/広島県原爆被害者団体協議会/福島県双葉地方原発反対同盟/八幡浜・原発から子供を守る会/R−DANネットワークつるが/臨界事故被害者の会/若狭連帯行動ネットワーク 賛同:団体(2003年3月1日現在 66団体) あしの会/アトピー・ステロイド情報センター/尼崎武庫川園労働組/安全食品連絡会/いらんちゃ原発連絡会/ウメチカフォーラム/女川原発反対同盟/核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会/核兵器廃絶「世界一日行動」/柏崎地区労/柏崎原発反対同盟/京都原発研究会/草の根通信/久美浜原発反対連絡会/グリーン・アクション/原発いらない!ちば/原発がこわい女たちの会/原発とめよう埼玉連絡会/原発反対柏崎刈羽守る会/高速増殖炉等原発に反対する敦賀市民の会/「公的援助法」実現ネットワーク/神戸、子どもの人権と健康を考える会/神戸よつ葉会/心といのちをはぐくむ会/子どもたちに未来をつなぐ会/このゆびとまれ/さよならウラン連絡会/さよなら原発神戸ネットワーク/さよなら原発宍粟の会/島根原発増設反対運動/市民のひろば/白浜町大地の会/全日本港湾労組大阪支部/宝塚・伊丹・映画[MABUI」を広める会/脱原発豊中にがよもぎの会/脱原発田辺・西牟婁の会/脱原発の思いを綿毛にのせて/脱原発和歌山/タンポポ舎/チェルノブイリと核の大地写真事務局/地球環境と廃棄物を考える会/つゆくさの会/つるが反原発ますほのかい/東電と共に脱原発をめざす会/「とめなくちゃ!げんぱつ」連絡会/奈良脱原発ネットワーク/日本山・妙法寺/日本消費者連盟/はいろ・プロ/浜岡原発を考える静岡ネットワーク/反原発神戸地区研究者の会/反原発奈良教職員の会/阪神淡路大震災被災・女性を支える会/一人歩きの会〜個人の自立をめざして/平和と生活を結ぶ会/放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜/北海道・健康を作る会/ままはぷん/みみずの会/未来を考える会/若狭の原発を案じる京都府民/和歌山から公害をなくす市民のつどい/わんぱく通信 賛同:個人(2003年3月1日現在 126名) お名前の掲載は控えさせていただきました。 署名集約先 東日本:反原子力茨城共同行動 〒310-0911 水戸市見和2-255-5-103根本がん 方 Tel/Fax 029-253-1433 西日本:ヒバク反対キャンペーン 署名担当 〒666-0115 川西市向陽台1-2-15 建部暹 Tel/Fax 0727-92-4628 E-mail noboru2@nyc.odn.ne.jp |