アメリカで放射線被ばく者補償法(RECA)の2年間の延長と2024年6月10日終了が可決

 2022年5月11日、RECAの期限を再延長する法案が米下院で可決されました。
 この法案は、2022年7月9日に請求期限が切れる予定だった放射線被ばく補償法を2年間延長するもので、議員たちにより長期的な解決策を策定するための時間を与えることを目的としています。
 長期的な解決策としては、放射線被ばく補償法の期限の延長や、ダウンウィンダーと呼ばれる人々の資格要件を拡大することが期待されています。
 住民は、法律が失効すれば補償が終了するだけでなく、無料検診も終了する、核実験による降下物は核実験直後の人々にしか影響しないというのは間違いで地域の汚染がある、RECAが始まった当初は、5万ドルは大金であり、長い道のりを得ることができたが、今はそうではない、などと訴えています。

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